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堤防に「R4」と書かれているのは何?

謎の「R4」

堤防に歩道がありますよね。信濃川など大きな川では舗装されて、良いラン&ウォークロードになってます。

この前、信濃川堤防の歩道を歩いていたら「R4」と書かれた記号が。

堤防に設置されているR4という記号

これ何?

わからないことは聞きましょう~

で、管理している信濃川下流河川事務所の職員さんに伺いました(忙しいところスミマセン)。

地震・出水などの災害時、防災ヘリコプターなどが上空から位置を特定し易いように、下流からの距離の標識を「堤防天端」※に設置しているものだそうです。正式な名称は「対空標示(ヘリサイン)」カッコイイ。

例えば、「R4」なら
R:右岸側 左岸側なら「L」
4:下流から4kmの位置

ということでした。えっ、知ってた? うん。知っていた方はさすが自分だと自身を褒めてくださいね。

※ところで「堤防天端」って何?と思った方もいらっしゃったのでは。

堤防天端(ていぼうてんば)とは

堤防天端とは、堤防の一番高い平坦なところで、主に河川管理用道路・通路等に使用される箇所のことだそうです。「天端(てんば)」という言葉は土木・建築用語で、ダム、堤防、構造物などの一番高いところを示します。